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ロレックスのデイデイトは、大小のサイズにそれぞれ2つの新しい色の組み合わせが登場した。
ロレックスはスイスで開催された時計の新作見本市｢ウォッチズ・アンド・ワンダーズ｣で2024年モデルを発表した。
2024年のロレックスは｢素材、色、質感の調和｣を目指しているという。
このコレクションは、近年としては比較的控えめなアプローチとなっている。
ジュネーブを拠点とする時計メーカーのロレックス（Rolex）は、スイスで毎年開催される｢ウォッチズ・アンド・ワンダーズ｣で、2024年の新作を発表した。
新たなモデルラインは発表されなかったが、定評のある人気モデルの今年のバリエーションで｢素材・色・質感の調和｣を目指しているという。
メタル仕上げのミックスや、ダイヤモンドと真珠母貝といった対照的な素材使いなど、近年としては比較的控えめな（少なくともロレックスにとっては）アプローチが取られている。
この待望の発表を受けて、Business InsiderはBob’s Watchesのポール・アルティエリ（Paul Altieri）CEOに各モデルについて話を聞いた。
以下で、新しいラインナップを見てみよう。
グレー＆ブラックベゼルの｢GMTマスターII｣
｢オイスタースティール｣を採用した最新の｢GMTマスターII｣。ロレックス公式サイトでの販売価格は1万900ドル（約165万円）。
｢GMTマスター｣のクラシックな赤と青の｢ペプシ｣カラーは安定した人気があるが、今年のグレー＆ブラックベゼルは、初代モデルの特徴である昼と夜の時間区分を表現しながらも、より繊細な印象を与えている。
このグレー＆ブラックベゼルが発表される前には、ペプシカラーが赤とブラックの｢コカ・コーラ｣カラーに置き換えられるという噂が時計業界で渦巻いていたと、アルティエリは話している。
クラシックな｢デイデイト｣の新しいバリエーション
エバーローズゴールドの｢デイデイト40｣。ロレックス公式サイトでの販売価格は4万1500ドル（約630万円）。
ロレックスにとって｢デイデイト｣はある意味｢遊び場｣のようなもので、フェイスとメタルのユニークな組み合わせを見ることができる。2024年は36mmと40mmの2つのサイズにそれぞれ2つの新しいバリエーションが登場した。
大型モデルには、ロレックス特製のエバーローズゴールドが用いられ、文字盤はスレートカラーのオンブレ（グラデーション）になっている（上の写真）。もうひとつのバリエーションにはホワイトゴールドが用いられ、文字盤は真珠母貝となっている。小型モデルの方は、イエローゴールドにホワイトの文字盤、またはエバーローズゴールドにブルーグリーンの文字盤が用意されている（本記事冒頭の写真）。
2023年の新型｢1908｣のアンコールモデル
最新の｢プラチナ1908｣。ロレックス公式サイトでの販売価格は3万900ドル（約470万円）。
ロレックスは2023年、創業者ハンス・ウィルスドルフ（Hans Wilsdorf）が社名をつけた年を記念して｢パーペチュアル1908｣を発表した。その時のオプションはブラウンとブラックという控えめなものだったが、今年は一転して、プラチナケースと丹念にエッチングされたアイスブルーの文字盤を特徴としている。
新しいディテールは、現在のロレックスのカタログでは珍しいクラシカルなエレガンスをもたらし、コレクションを｢次のレベルの高み｣へと押し上げるとアルティエリは述べている。
ダイヤモンドを散りばめた｢デイトナ｣
最新の｢コスモグラフ・デイトナ｣。ロレックス公式サイトでの販売価格は7万100ドル（約1060万円）。
アイコニックな｢デイトナ｣には、真珠母貝の違う色を組み合わせた2つのタイプがあり、ひとつは明るい文字盤にダークなカウンター、もうひとつはダークな文字盤に明るいカウンターとなっている。ベゼルには3ダースのブリリアントカットダイヤモンドがあしらわれている。
今年のラインナップは｢比較的控えめ｣と前述したが、このモデルはそうではない。
アルティエリによると、このきらびやかな時計は｢超高級デイトナウォッチの長い伝統を受け継いでいる｣という。
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