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オメガとのコラボで人気のスウォッチが新作「CERAMIC WHAT IF? 」発売。「もし、スウォッチの1stモデル発売時、重役が角型を選んでいたら」というIF設定の腕時計


形状はスウォッチらしくないが、考え方はいかにもスウォッチらしい
さて、現在オメガ・スピードマスターとのコラボウォッチが大人気のスウォッチですが、新作として「CERAMIC WHAT IF? コレクション」を発表。

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形状はスウォッチらしくないが、考え方はいかにもスウォッチらしい
さて、現在オメガ・スピードマスターとのコラボウォッチが大人気のスウォッチですが、新作として「CERAMIC WHAT IF? コレクション」を発表。

これはスウォッチが採用を強化している環境に優しい新素材「バイオセラミック」を採用した腕時計で、最大の特徴は「スウォッチ初のスクエア形状を持つ」ということ。

ただしこのスクエア形状にも理由があり、それは「WHAT IF?(もし~だったら?)」というネーミングの通り、「もしもスウォッチがラウンド型ではなく、スクエア型でブランドをスタートさせていたら」という仮定に基づいて企画された製品だから。

スウォッチはスタート当初、本当にスクエアウォッチを投入しようと考えたことがあった
スウォッチは1982年に「クオーツショック」によって危機にひんしたスイスの腕時計業界を救うべく”新しい試み”として誕生した、従来にない概念を採用した腕時計。

それまでの腕時計の常識であった金属ではなくプラスチックをケース素材に採用し、さらには「ケースの中にムーブメントを組み込む」のではなく、「ケースに直接パーツを組み込む」ことで製造工程はもちろんパーツを減少させ、それによる低コストを実現したわけですが、最初のコレクションを生み出すまでには様々な試行錯誤が繰り返されたと言われています。

そして今回、「もし当時、スウォッチの重役が、ラウンド型ではなくスクエア型を選んでいたら」というコンセプトをビジュアルとして紹介するコンセプトムービーが公開されており、その動画では1982年当時をイメージしたスウォッチの開発メンバーが重役の前に「ラウンド型とスクエア型」のサンプルを並べます。

この場面は「製品化に際しての最終決定の場」であると思われ、どちらにするか迷いに迷う重役の姿がコミカルに描かれることに。

そして重役が選んだのはラウンド型ではなくスクエア型!

こういった「もし、1982年にラウンド型ではなくスクエア型が選択されていたら」というのが今回のCERAMIC WHAT IF? コレクションのコンセプトであるわけですが、実際に当時スクエア型のサンプルも作られており、今回スウォッチはその貴重なサンプルの画像も公開することに。

スウォッチ CERAMIC WHAT IF? コレクションはこんな腕時計
そこで今回リリースされた CERAMIC WHAT IF? コレクションを見てみると、こちらはまず「ブラック」。

ケースサイズはシリーズのいずれも33ミリ、価格は15,400円です。

そしてグリーン。

このシリーズは「四角」であるだけではなく、「エッジ・トゥ・エッジ・ガラス」つまり端から端にわたる風防を持つことも見逃せないポイント(ちょっと画像ではわかりにくい)。

こちらはグレー。

ベージュ。

各モデルとも文字盤のカラーだけではなくデザインも異なるということがわかりますね。

そして面白いのは、バッテリーケース(のカバー)には1983年に製造されたプロトタイプのひとつに採用されていた文字盤がプリントされていること。

こういったユーモアというか皮肉もスウォッチらしいところです。

参考までに、スウォッチは「(外側が)全部プラスチックで出来ている」ことが特徴の一つであり、それがある種のブランドアイデンティティでもあるのですが、後にスティールケースを使用したシリーズを発売するに際して与えられたネーミングが「IRONY(アイロニー)」。

これは鉄(アイアン)と皮肉(アイロニー)とをかけた命名で、もちろん「従来の腕時計に対するアンチテーゼとして、金属ではなくプラスチックをケース素材に使用することでブランドを確立してきたスウォッチ」がスチール製ケースを使用するなんて、という自虐的な意味も兼ねているわけですね(この自虐によって、外部からの批判を躱すことができたとも考えられる。批判されるよりも先に、自らが自らを否定した)。

そしてケースはCERAMIC WHAT IF? コレクション専用デザイン(形状・構造はムーンウォッチの箱と同じである)。

できればケースはあえて「ラウンド」だったらもっと面白かったのになあ、と思うのはぼくだけではないかもしれません

参考までに、このCERAMIC WHAT IF? コレクションの発売日はスイスの建国記念日である8月1日。

もちろんスウォッチは「スイスの主要産業のひとつである腕時計業界を救った」という自負を持っているはずで、この日付を選んだということがそれを示しているのだと思います。

G-SHOCK 40周年記念モデル、「Clear Remix」DWE-5640RX-7JR


そもそもG-SHOCKほど「強いこだわり」を持つ腕時計自体が珍しい
さて、先日チラっと紹介したG-SHOCK 40周年記念モデル、「Clear Remix(クリアーリミックス)」シリーズのDWE-5640RX-7JRを予約。

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このClear Remix含む40周年記念モデルは基本的に「(オンラインによる)予約販売」と「店頭販売」の2本立てなのですが、オンラインで申し込もうかどうか迷っていたところ一瞬で(シリーズ中でこのモデルのみが)完売してしまい、よってあわてて店頭販売分を予約してきた次第です(入荷本数が明らかではないので入手できると決まったわけではない)。
G-SHOCK 40周年記念モデル、「Clear Remix(クリアーリミックス)」シリーズはどこがイケてるのか
そこでもう一度このG-SHOCK 40周年記念モデル、「Clear Remix」シリーズについて触れてみると、これは見た目の通りクリアーな素材を使用していることが最大の特徴です。

G-SHOCKでは初期のイルカ・クジラなど、けっこう古くから透明パーツを使用してきたのですが(当時はそこまで透明度が高くなかった)、このクリアパーツは紫外線による劣化が問題となっており、1−2年使用すると「茶色く」なってしまうことも多かったわっけですね。

ただ、たゆまぬ進化を信条としているGショックだけあって、徐々に「紫外線に強い」クリアパーツ、そしてさらに透明度の高いクリアパーツを開発し、改良に改良を重ねて現在では「あまり劣化しない」クリアパーツを採用するに至っています。
そういったGショックなので、40周年という節目に発売する記念モデルへと透明パーツを使用することは不思議ではなく、むしろ当然の流れだと言えるかもしれません(カシオの自信の現れなんじゃないかとも捉えている)。

ただ、今回のクリアーリミックスについては、その名に恥じぬよう、そして40年の歴史に恥じぬよう「さらに透明」であることを追求しており、今回はなんと液晶採用モデルには「透明液晶」を採用することで基盤丸見え状態を作っていて、そしてこの基盤も「鑑賞に耐えうるよう」新設計され、さらにLSIカバーには40周年記念モデルの一つの特徴でもある「ゴールド」をIP加工にて再現しています。※DW-5040RX、DW-6940RX、DWE-5640RXに採用

さらにアナログモデルでは文字盤やインデックスにも透明パーツを使用するなど「こだわり」も満載です(DW-6940RX、GA-114RX、GMA-S114RX、GA-2140RX、GMA-S2140RX)。

加えてアナデジモデルではケースに(G-SHOCKで初めて)透明グラスファイバー強化樹脂を採用し、さらに一部モデルではプッシュボタンすらクリア化しています(DW-6940RX、GA-114RX、GMA-S114RX)。

こういったところを見ると、今回のクリアーリミックスは「単なる通常モデルの色違い(透明にしただけ)」ではないということ、いかに特別であるかということがわかるかと思います(ぼくは、こういったこだわりを持った腕時計を作るスタッフがいて、その仕様を実現させてくれるカシオという会社を評価しており、それがG-SHOCKを推す理由のひとつでもある。ここまで情熱が詰まった腕時計はそれほど多くない)。

そして裏蓋には「40周年」を記念する(エリック・ヘイズによってデザインされた)ロゴが入り、遊環にも「SINCE 1983」そして4つの星が刻印されています。

なぜDWE-5640RX-7JRが人気なのか?
今回の40周年記念限定モデル「クリアーリミックス」は合計で7モデルが発売されていますが、オンライン上で予約完売となっているのは「DWE-5640RX-7JR」のみ。

そしてここで「なぜDWE-5640RX-7JRのみに人気が集中しているのか」ということを見てみると、そこには「G-SHOCK初」「このモデルにしかない仕様」が詰め込まれているから。

そしてその「G-SHOCK初」「このモデルにしかない仕様」はこのベルト(バンド)にあり、透明素材と金属とを組み合わせるという初の試みを行っています。

ちなみにG-SHOCKの歴史とは「素材開発の歴史」と言ってよく、まずは樹脂からスタートし、その後に金属、さらにカーボンといった具合に多様化していて、この「樹脂+金属」ベルトはまさにGショックの進化の歴史を表していると言ってよいかと思います。

そして「透明の樹脂ベルト」というのはこれまでにもたびたび採用されていて、しかし「透明のコマ」はぼくの知る限りではG-SHOCK初。

なお、樹脂側を「コマ」にしたのはこのプッシュオープン式バックルを採用する必要があったためだと思われます。※金属側はベルトはこのバックルしか使用できず、それに樹脂側を合わせなくてはならない

それによってこの独特のルックスが完成したわけですが、12時側と6時側のベルトとで異なる素材を使用するというのは、ほか腕時計ブランドの製品までを含めても非常に珍しい例かもしれません。

ちなみに金属部のコマはシルバーとゴールドとが「交互」に組み合わせられることに。

エルメスの大人気ラグスポ腕時計「H08」に初のカーボンケースそしてクロノグラフ登場!


H08に採用されるブラシ、カットやポリッシュの品質も非常に高い https://www.aimaye.com/brand-copy-IP-9.html
さて、エルメスはかなり以前から(なんと1928年から)腕時計業界に参入していたものの、「クリッパー」以降はさほど大きなヒットが出ず、しかしここ最近発売した「カレH」「エルメスH08」はちょっとしたスマッシュヒットとなっています。

そしてエルメスは比較的スピーディーな展開を行うブランドとしても知られていますが、そのヒットをさらに継続させるために今回「エルメス H08 クロノグラフ」が発表されており、これがなかなかの出来だとぼくの中で話題に。※「H08」というのは、エルメスの腕時計において8番目のコレクションという意味である
エルメス H08 クロノグラフはどんな腕時計なのか
まず、エルメスH08について触れておくと、これはエルメスが2021年に発売した腕時計であり、2006年に開始された腕時計内製化の集大成とも言えるモデル。

自社製ムーブメント「キャリバーH1837」を採用し、ケースはチタンやゴールド、そして絶妙なカーブを描くクッション型ケースを持ち、ブレスレットはケースとの一体型、そしてケース、文字盤、ストラップ全体をひとつのプロダクトと見立てて(まるでブレスレットのように)デザインするというエルメスらしい手法、さらに色使いにて仕立て上げられたシリーズです(カルティエ・サントスに近い性格だと思われるが、もっとスポーティーでもっとポップである)。
いわゆるラグジュアリーウォッチの部類に属しますが、このエレガントさはなかなかに他ブランドでは出せないかもしれません。

そして最も重要なのは、エルメスのファンに売れたということだけではなく、「腕時計好き」に高く評価され、多くのウォッチマニアが購入したこと。

これまでにも多くのファッションブランド、宝飾品ブランドが腕時計に参入しているものの、カルティエ、そしてシャネルを除くと成功した例はほぼ皆無であり、つまり「腕時計ブランド以外が、腕時計ファンに認められる」のは奇跡にも近いレベルであるわけですね。
ただ、今回エルメスは「H08」にてついに腕時計ファンをも唸らせる製品をリリースしたということになりますが、これは「腕時計ブランドの発売する腕時計がファッション化してきた」という現代ならではの特殊事情も味方しているかもしれません(腕時計において重要視される要素が、機能からデザインにシフトしつつある)。
エルメス H08 クロノグラフはこんな腕時計
そこで今回リリースされたエルメス H08 クロノグラフについて、素材はカーボンコンポジット(樹脂とグラフェンパウダーとを混ぜて成形している)で、これはゴリラウォッチでもおなじみの素材。※ベゼルはチタン、そしてロレックス・エクスプローラーIIのように、放射線状にブラシ仕上げの文様が入る

ケースサイズは41ミリ、パワーリザーブは46時間、そして価格は2,145,000円に設定されています。

そしてこの腕時計はクロノグラフではあるものの、通常のクロノグラフに見られるプッシャーが存在せず、というのもプッシャーがリューズと同軸に内蔵されているため。

クロノグラフの計測開始、停止、リセットは竜頭のトップを押すことで行うわけですが、これによってすっきりした外観を実現しています(クロノグラフのボタンは、腕時計のデザインを乱す要因の一つにもなりかねない。逆にそれをうまくデザインするオーデマピゲのようなブランドも存在するが)。

インデックスのフォントはほかのH08との共通となっており、ちょっとファニー、しかしエルメスらしさが溢れたもの。

ストラップはファブリックぽい加工が施されたラバー(おそらく裏面には、ほかのH08同様に”H”文字が立体的にあしらわれているものと思われる)、そしこのオレンジはエルメスのブランドカラーでもあり、プッシャーそしてクロノグラフ針、インデックスの一部やカウンター内の針にも反復して使用されています。

なお、裏面の画像が公式にリリースされていないのが残念ではありますが、通常のH08同様にシースルーバック、そしてケースとうまくマッチした(フラッシュマウントに近い)ケースバックを持つものと思われ、装着感にも配慮されているものと考えていいのかも。

参考までに、「クロノグラフではない」H08にもカーボンファイバーケースが新しく設定され、こちらのストラップはオレンジ、ブルー、イエロー、グリーンの4色、価格は999,000円に設定されています。

人気化したといえど、まだまだこのH08シリーズを身に着けている人は見たことがなく、腕時計メーカーの製品ほど無骨ではなく、宝飾品メーカーの腕時計ほどドレッシーでもなく、ファッションブランドの腕時計ほど主張が強すぎず、「気軽に身につけることができる、新たなラグスポウォッチの選択肢」としては非常に優れるんじゃないかとも考えています。

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IWCが2023年新作「インヂュニア・オートマティック 40」発表!


| インヂュニアはドイツ語のエンジニア(Ingenieur)の名が示すとおり、高い耐磁性能の保有をメインとして開発された腕時計 |
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インヂュニア・オートマティック 40のパワーリザーブは驚愕の120時間
さて、ウォッチ・アンド・ワンダーにて各腕時計メーカーとも続々新作を公開していますが、IWCがリリースしたのが「インヂュニア・オートマティック 40」。

インヂュニア・オートマティック 40につき、特筆すべきは1976年に登場した、ジェラルド・ジェンタのデザインによる「インヂュニアSL」のデザインに回帰していることで、いくつかのブランドがそうであるように、IWCもまた過去の名作にそのモチーフを求め、それをブランディングに役立てているということになりそうですね。

なお、ジェラルド・ジェンタはIWCにてインヂュニアSLのほかダ・ヴィンチ、そしてオーデマ ピゲではロイヤルオーク、パテックフィリップではノーチラス、ブルガリではブルガリ・ブルガリ、そしてオクトのデザインを担当しており、いずれも(手掛けた作品が)そのブランドの代表的モデルとなっていることからその類まれなる才能を伺うことができるかと思います(八角形の多用や、存在感のあるベゼルデザインが同氏の持ち味である)。
インヂュニア・オートマティック 40はこんな腕時計
このインヂュニア・オートマティック40は文字通りの「40ミリ」ケースを持ち、厚さは10.7ミリという手頃なサイズ。

IWCいわく「人間工学、フィニッシュ、技術の点で最高水準を持つ腕時計」とのことで、ケースとブレスレットは一体感のあるデザインを持ち、表面にはサテン加工が施され、ケース/ベゼル/リュウズガードのエッジとブレスレットの中央のコマにはポリッシュ加工。

なお、ベゼルには5つのビスが用いられ、これは「飾り」ではなく実際に機能するパーツです。

ブレスレットはH型リンク、開閉方式はバタフライ・フォールディング・クラスプ。

”インヂュニアの技術的な伝統を受け継ぐ”軟鉄製インナーケースによってムーブメントを時期から保護していますが、このインヂュニア(Ingenieur)とはドイツ語で技術者を指しており、インヂュニアそのものは「エンジニアが置かれる環境を考慮して」耐磁性を重視して開発されたというルーツを持っており、よって代々のモデルとも非常に高い耐磁性能を持っているわけですね。

なお、今回のインヂュニア・オートマティック40に搭載されるムーブメントはIWC自社製キャリバー32111、パワーリザーブは驚愕の120時間を誇ります。

そこでバリエーションを見てみると、こちらはシルバー文字盤のIW328902(1,567,500円)。

ブラック文字盤のIW328901(1,567,500円)。

グリーン文字盤のIW328903(1,567,500円)。

なお、ロレックスは新型スカイドゥエラーにこういった「ブルーグリーン」文字盤を設定していますが、ここ最近人気であった「カーキっぽいグリーン」から、こういったエレガントなブルーグリーンへと流行がシフトするかもしれませんね。

こちらはチタンモデルのIW328904(1,958,000円)。

いずれの文字盤もアップライトアワーマーカーを持ち、ルイ・ヴィトン「ダミエ」柄のように四角を組み合わせたパターンを持っています(よく見ると、短い線が組み合わせられている)。

IWC インヂュニアはこういった変遷を辿ってきた
そこでこのインヂュニアについて過去を紐解いてみると、こちらは1955年登場の初代インヂュニア(Ref.666)。

1967年にはスマートになったRef.866が登場。

1976年にはジェラルド・ジェンタによるインヂュニアSLが誕生。

IWCにおける「初の」ラグジュアリースポーツウォッチと言っていいかもしれません(ジェラルド・ジェンタはステンレス製のラグジュアリースポーツウォッチを多数リリースしている)。

1989年には耐磁性能を極限まで高めたインヂュニア 500,000A/M(当時、耐磁性能の世界記録を持っていた)。

2005年にはぐっとシャープになったRef.3227が登場。

そしてその後に今回のインヂュニア・オートマティック40へと繋がります。

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ロレックス・サブマリーナだけがダイバーズウォッチじゃない!

さて、ダイバーズウォッチといえばまっさきに思い浮かぶのがロレックス・サブマリーナ。
そしてそんな状況に異論を唱えるのが腕時計系ユーチューバー、ジェニー・エリーさん。
今回は「ロレックス・サブマリーナに代わるダイバーズウォッチ3本」として、タグ・ホイヤー・アクアレーサー・キャリバー5、オメガ・シーマスター・ダイバー300、チューダー・ブラックベイを紹介しています。
まず一本目はタグ・ホイヤー・アクアレーサー・キャリバー5。
ロレックス・サブマリーナ含めて今回紹介する中では「もっとも安価な」1本です(253,000円~264,000円)。

アクアレーサー・キャリバー5は41ミリ、43ミリから選択でき、その素材は316Lステンレス・スティール。
表面はブラシ仕上げ、側面はポリッシュ仕上げが採用されています。
耐水性は300メートル。

風防は反射防止加工を施したサファイアクリスタル。

ダイバーズウォッチらしく、クイックアジャスト(ダイビングエクステンション)にてベルトを1センチ延長可能。

ベセルはもちろん逆回転防止機構つき。
動画を見る限りでは、各部の加工品質は「なかなか」であるように見えます。
インデックスはロジウムメッキ、夜光つき。

ロレックス・サブマリーナ(943,800円)と比較して劣る部分といえば、まずはムーブメント。
これはETA社2824もしくはSelita SW200-1を改良したもので、パワーリザーブは38時間。
このムーブメント自体は18,000円程度で手に入るものであり、業界としては「非常にスタンダード」なものだそう。
よって「自社製ムーブメントを搭載していない」ということになり(気にする人は気にする)、そこは価格に見合った内容だと言えるかもしれません。

そのほか、エクステンション、バックルも「プレス加工」にて製造されたもので、ロレッスス・サブマリーナのように「削り出された」堅牢なものではなく、かつブレスレットのコマどうしの隙間も大きいように感じられます。

ただ、この価格を考えると「コストパフォーマンスは高い」と考えられ、日常使いの腕時計としては最適な部類に属しそうですね。
2番めはオメガ・シーマスター・ダイバー300 コーアクシャル マスター クロノメーター 42MM(572,000円)。
タグ・ホイヤー・アクアレーサーに比較すると価格は「倍以上」となりますが、ムーブメントはオメガの誇る「オメガ マスタークロノメーター キャリバー8800(耐磁性能つき)」が搭載されています。

ケース径は42ミリ、材質は316Lステンレスステール(ヘリウム・エスケープ・バルブつき)。
ブラシ仕上げに加えて複雑なポリッシュ加工が施されていることも特徴です。
今回紹介されているモデルは「ラバーベルト」ですが、ステンレススティール製のベルトを持つタイプ(616,000円)もラインアップされています。
ラバーベルトはピン式を採用していて調整が容易であり、ステンレスベルトも細かい調整が可能。
ステンレスベルトには1センチのエクステンションがバックル部に内蔵されています。

ダイヤルにはシーマスターのデザイン的特徴である「波型」グラフィック入り、風防は無反射コーティングが施されたサファイアクリスタル(ドーム型)。
ベゼルはセラミックで逆回転防止機能が与えられ、ホワイトエナメルのダイビングスケールも。
なお、防水機能は300メートル。

針、インデックスの仕上げは秀逸で、スーパールミノヴァが使用されているために暗いところでも視認性は抜群。

そして特筆すべきはシースルーバックを持つということ。
これはロレックス・サブマリーナはもちろん、今回の比較対象にもないもので、シーマスター・ダイバー300のストロングポイントだと言えそうです。

そのほか細部に至るまでの加工品質にも優れ、ロレックス・サブマリーナ対抗馬の「本命」だと考えて良さそうですね。
ぼくはオメガから15年以上遠ざかっていますが、その間にオメガはロレックスに対抗しうる品質を備えたように見え、一度購入を考えてみようと思います。

チューダー・ブラックベイ
そして最後はチューダー・ブラックベイ(410,300円)。
ケース径は41ミリ、素材はブレスレットともども316Lステンレス・スティール。
サブマリーナに比較してケースの厚みが15ミリ高く、これによってずいぶん「ゴツい」印象を受けます。
さらにリューズガードがなく、リューズ自体も大きいことでロレックス・サブマリーナとは印象そのものも大きく異なることに。

ベゼルのカラーはマットバーガンディ、表面はアルミ製、もちろん逆回転防止機構つき。
チューダーは「ロレックスのディフュージョンブランド」という位置づけにて(当初)登場していますが、現在のチューダーは独自のデザインを採用していて(昔のチューダー=チュードルはリューズなどにロレックスと共有パーツがあった)、ブラックやブロンズという、ロレックスにはない素材や仕上げも。

よって最新のチューダーは「チューダーが好きだから」という理由で積極的に選べる腕時計となっていて、しかし素材が「316L(ロレックスはさらに上位の904L=スーパーステンレス)」、ベゼルが「アルミ(サブマリーナはセラミック)」といったところなどで差がつけられているようです。※ロレックスがオーバースペックとも言える
ちなみにベゼルのカラーはアノダイズド加工で再現されているので、時間の経過とともに(賛否両論あるが)色あせてゆくという覚悟も必要(とくに紫外線には弱い)。

ブレスレットはクラシカルな「ピン」仕様を持ち、サイド部はポリッシュ加工が施されています。

バックルにはサブマリーナに採用される「グライドロッククラスプ」「クイックエクステンション」はなく、防水機能200メートルというところから見ても、シリアスなダイバーズウォッチではなく、「ライフスタイル寄り」だと考えたほうが良さそう。
なお、全体的にブラシ(サテン)加工された部位が多く、これはつまり傷つきにくい(傷が目立ちにくい)ということを意味していて、実用時計としては非常に優れるとも考えています。

風防はサファイアクリスタル、そしてドーム型で、これもロレックスにはない意匠。
なお、動画では「針やインデックスはロレックスクオリティ」と評価しています。

ムーブメントは自社製のMT5602、もちろんCOSC(スイス公式クロノメーター検定協会)認定つき。
パワーリザーブも70時間という申し分のない性能を誇り、「ロレックス・サブマリーナの半分以下の価格(ノンデイトのサブマリーナは832,700円)」でこの腕時計が買えるというのが信じられないほど。

さらにサブマリーナほどとは行かないまでも、タグ・ホイヤー・アクアレーサー、オメガ・シーマスター・ダイバー300に比較して「高い価値」を持ち続けると思われ、ぼくがこの3本の中から選ぶとしたら「ブラックベイ」だと考えています。

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オメガが007映画「ノー・タイム・トゥ・ダイ」で使用されるのと同じ腕時計”シーマスター ダイバー300M 007 エディション”を発表!今回は限定じゃなく通常販売モデル

| 「スペクター」モデルに比較してよりミリタリー、そしてヴィンテージっぽく |
目次
| 「スペクター」モデルに比較してよりミリタリー、そしてヴィンテージっぽく |
「シーマスター ダイバー300M 007 エディション」はこんな仕様を持っている
ダニエル・クレイグはオメガの他にアストンマーティンのデザインにも関与。

オメガが007映画最新作「ノー・タイム・トゥ・ダイ(No Time To Die)」に使用される腕時計、「シーマスター ダイバー300M 007 エディション」の市販モデルを公開。
実際に映画で着用される腕時計と同一のデザインを持っており、かつ007映画にてジェームズ・ボンドを演じるダニエル・クレイグの意見を取り入れたこと、そして今回は「限定モデルではなく、通常モデルとして購入できる」ということが大きなトピック。

なお、前作「スペクター」で着用されたシーマスター300は世界で7007本が限定販売されていますが、これはオメガの007モデルでは「初」となる劇中モデル同様の仕様を持った腕時計で、中古相場も「かなり高い」のが特徴。
今回の「ノー・タイム・トゥ・ダイ」バージョンにて限定が解除されたのには、想定したよりもずっと高い需要があったという事情も関係していそうです。

「シーマスター ダイバー300M 007 エディション」はこんな仕様を持っている
今回リリースされる「シーマスター ダイバー300M 007 エディション」 のケースにはチタンが採用され、「スペクター」モデル同様にロリポップ秒針、そしてNATOベルトを採用。
ただし時針や分針、ベゼル、ケース形状が変更され、大きく雰囲気が異なります。

このシーマスター ダイバー300M 007 エディションの仕様には、ダニエル・クレイグの意見、制作サイドの意見が反映されているそうですが、「ミリタリー」「ダイバー」風味が強くなっているように思われ、ダイヤルには英国軍官給品であることを示すブロードアローが記されています(ジェームズ・ボンドは英国海軍中佐という設定。このマークで所属がバレることにはなりますが)。
さらにケースバックには軍用コードが刻印されるなど、徹底して「ミリタリー」な雰囲気を演出しているようですね。

ベゼルは「スペクター」モデルの両方向回転型ではなく、ダイビングスケールを備えたものへと変更。
ベゼル表面はアルミ製が採用され、文字とスケールは「日焼け」を再現したレトロなカラーが用いられています。

ストラップはシーマスターでは「初」となるメッシュ(ミラネーゼ)ブレス、そしてスペクターモデルでも好評だったNATOストラップ。
そしてNATOストラップのカラーは文字盤やインデックスとシンクロしたカラーを持ち、全体的な統一感を高めています。

シーマスター ダイバー300M 007 エディションについて、現在国内価格はアナウンスされていないものの、発売自体は映画公開の4月に先駆けて2月より販売開始。
限定ではないといえど「007モデル」にはかわりなく、スペクターモデルの人気に引っ張られて入手困難となるのは間違いない、と思います。

ダニエル・クレイグはオメガの他にアストンマーティンのデザインにも関与
なお、ダニエル・クレイグはこれまでにもアストンマーティンのワンオフモデルのデザインに携わったことも。
アストンマーティン・ヴァンキッシュの限定モデル「センテナリー・エディション」のシリアルナンバー「007」には、ダニエル・クレイグの好みが反映され、「デニム」をイメージしたカスタムが施されています。

【競売】007俳優、ダニエル・クレイグのカスタムしたアストンマーティン・ヴァンキッシュ。購入者はアストン本社へ招待

そして最近だとDBSスーパーレッジェーラのカスタム仕様プロジェクトにも参画。
こちらはオメガの腕時計等とセットにて競売に登場する、と報じられています。
こうやって見ると、ダニエル・クレイグ自身は「濃いブルー」などシックな色合いが好みのようですね。
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ロレックス・サブマリーナ 126610LVを香港にて買う!

ロレックス スーパーコピー 代引き・サブマリーナ 126610LVを香港にて買う!ボクがもっとも好きなロレックスはこのグリーンサブ

| 実際に身に付けてみるとグリーンサブは華やかに感じる |

ケースサイズ拡大によってバランスが向上
さて、ロレックス・サブマリーナー(126610LV)を購入。

日本では「グリーンサブ」として親しまれているモデルで、ロレックスの中ではぼくがもっとも好きなモデルでもあります。

ちなみにサブマリーナーが好きというよりも「グリーンサブが好き」というのが正確な表現であり、その理由は「身につけたときに華やかに見えるから」。

実際に試着しないとなかなかイメージが湧かないものの、ブラックベゼルのサブマリーナーと交互に試着してみると、その印象に随分差があることに驚かされると思います(ブラックベゼルにはブラックベゼルの良さもある)。

サブマリーナーの購入は香港経由
なお、今回の購入は香港の代理店にて。

ぼくは香港の投資銀行にお金を預けていますが、その投資銀行に代理店を紹介してもらい、その代理店が他に扱うブランドの腕時計を”一定額まで”購入することで代理店内での地位を高め、その後にようやく「ロレックスの予約ができる」、つまりウェイティングリストに並ぶ権利を得ています。

ただ、”一定額”の腕時計を購入するといっても、「すぐに売り切れになる」人気モデルより「どちらかといえば在庫処分に困る」ブランドの腕時計を購入する必要があり、それらはつまるところウブロやゼニス、オメガ、ジャガールクルト、タグホイヤー、ブライトリング、パネライなど。

そしてウェイティングリストに並び、ロレックスを定価で購入できる番が来たとしても「ロレックスだけ」を購入することはできず、1対1での抱き合わせ販売という現実が待っており、つまり購入するロレックスの定価相当(126610LVだと日本での定価は1,060,400円)の(ほかブランドの)腕時計を購入する必要があって、それもやはり「その代理店が経営する、ほかの腕時計店やブティックで余っている」モデルを購入する必要があるわけですね(ときには、グラハムの購入を要求されることもある・・・)。※代理店はその販売権利を維持するために一定の金額や数量を販売しなくてはならない

Clean Factory新作 ロレックスコピー コスモグラフ デイトナ 116508 4130ムーブメント「今までで最も本物に近いコピー」登場!
1-4130ムーブメントは非常に安定している
2-時計全体904Lスチール
3-ケースサイズ 40.0mm
4-ムーブメント 自動巻き
腕時計のスーパーコピーが進化する速度には目をみはるものがある!ロレックスのコピーは精度を上げていて、判別が非常に難しくなってきている!
Clean Factory新作 ロレックスコピー コスモグラフ デイトナ 116508 4130ムーブメント「今までで最も本物に近いコピー」登場!

もちろんこれを拒否すると定価にてロレックスのスポーツモデルを購入できず、よってそういった「抱き合せ」モデルを購入することになるわけですが、ぼくの場合、購入後はすぐにグレーマーケットへと売りさばくこととしています。

そしてもちろん、そういったモデルは高く売れるわけではないので、売却の都度「数十万円」の損失が発生することになるのですが、これはもうやむをえない経費だと考えているわけですね(それよりも定価でロレックスのスポーツモデルを購入できるメリットのほうがはるかに大きい)。

ロレックス・サブマリーナー 126610LVはこんな腕時計
そしてもうこの126610LVについては説明不要だとは思いますが、ざっと実物を見てみたいと思います。

この126610LVは2020年に登場した「新作」で、ケース径は41ミリへとアップされ、ラグ幅も21ミリへと拡大しています。

ムーブメントは新設計の3235へと変更されていて、こちらはすでにシードゥエラー(126600)やディープシー(126660)、ヨットマスター(126622)に搭載されているものと同一であり、パワーリザーブは70時間。

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やはり注目すべきは「グリーンベゼル(先代同様にセラミック)」で、これは2003年にロレックス・サブマリーナーの50周年記念として発売された初代グリーンサブ(16610LV/通称カーミット)、そして二代目グリーンサブ(116610LV/通称ハルク)から引き継いだもの。

ちなみにサブマリーナー50周年記念モデルに「グリーン」を採用したのは「グリーンがロレックスのブランドカラーだから」ですが、そういった特別さ、そして初代グリーンサブが限定扱いだったということから、今に至るまで「グリーンサブ」が(ブラックベゼルに比較して)高い人気を誇ることとなっています(二代目以降のグリーンサブは限定ではない)。

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なお、ダイヤルは先代のグリーンサブにて採用された「グリーン」から、初代グリーンサブ同様の「ブラック」へと戻されていますが、印象としてはブラックダイヤルのほうが落ち着いて見え、かつ高級感があるようにも感じられます(以前に購入したグリーンサブ=ハルクと比較してみたいところだが、ぼくは腕時計のほとんどを貸金庫に保管しているのですぐに引っ張り出せない)。

実際には新型サブマリーナーがそこまで大きくなったという印象はない

なお、ケース径の「1ミリアップ」はそこまで大きな影響はないという印象で、というのもベゼル幅については、旧型サブマリーナーでは40.2ミリ、しかし新型サブマリーナーは40.5ミリなので0.3ミリしか拡大しておらず、よってそれほど「大きくなった」というイメージを受けないのかもしれません(おそらくはダイヤルもほとんど大きさが変わっていないものと思われ、新型サブマリーナーのダイヤルが間延びしたという印象はない)。

そしてケースの厚みは新旧サブマリーナーともに12ミリ。

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縦方向のラグからラグまでは新旧とも47.6ミリ。

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ただし横方向のラグ幅はけっこう変わっていて、新型サブマリーナーでは27.5ミリ、旧型サブマリーナーが26.7ミリ。

ちなみに新型サブマリーナーのラグは「細く」なっていて、そのぶんブレスレットの幅が拡大していますが、ラグそのものの大まかなデザイン、ブレスレットの意匠は新旧サブマリーナーで変わりはナシ。

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バックルについても新旧サブマリーナーで基本的なデザイン・構造上の際はないものの(グライドロックも継続されている)、新型サブマリーナーではその幅が18.83ミリ、旧型サブマリーナーでは17.63ミリなので、1ミリ以上も差があり、ここはケース以上の差があるところ。

これを見るに、ケースの拡大は「ストラップとバックルの幅を拡大したかったがため」だとも考えていいのかもしれません。

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そしていつも驚かされるのがロレックスの「面出し」と「ポリッシュ」の技術。

極めて平坦な面を出し、そして文字通り鏡のように磨き上げる技術は他に類を見ないと思います。

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加えてブレスレットのコマとコマとの隙間も非常に小さく、高い加工精度を持つことがわかりますね。

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バックルの可動部も遊びが小さく、その剛性感は特筆モノ。

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こういったひとつひとつのパーツの加工精度の高さがロレックスをロレックス スーパーコピーたらしめており、所有者に深い満足感を与え、同時に高い中古相場を形成させることになるのだと思います。

メルセデス・ベンツがオフロードっぽい「プロジェクト・マイバッハ」発表!

メルセデス・ベンツがオフロードっぽい「プロジェクト・マイバッハ」発表!急逝したファッションデザイナー、ヴァージル・アブローとのコラボによる最後の作品に!

| ヴァージル・アブローは日の直前まで精力的に作品を送り出し続けていたようだ |

パネライ コピー 代金引換やはり時代は「オフロード」

さて、11月29日にがんのため41歳で急逝したファッションデザイナー、ヴァージル・アブロー。

Off-White c/o Virgil Abloh(オフホワイト)のデザイナー、そしてルイヴィトンのメンズ・アーティスティックディレクターとして知られますが、ナイキ他数々のブランドとのコラボレーションでも知られます。

そして同氏はこれまでにメルセデス・ベンツとのコラボレーションも行っており、2020年には「プロジェクト・ゲレンデ」なるGクラスのカスタムカーも発表しています。

新プロジェクト名は「プロジェクト・マイバッハ」

そして今回同氏とメルセデス・ベンツが公開するのは「プロジェクト・マイバッハ」。

ヴァージル・アブローはがんと闘いながらも病気を隠し、死の直前まで様々なプロジェクトに携わっていましたが(ルイ・ヴィトンからも2022SSコレクションが数日内に発表される予定)、このプロジェクト・マイバッハもそのひとつ。

このコンセプトカーは、未来の「クリーンでエレクトリック化された旅」をイメージして作られた「2シーターのバッテリー式オフロードクーペ」で、プロジェクト・ゲレンデ同様にメルセデス・ベンツのデザイナーであるゴードン・ワグナー、そしてヴァージル・アブロー両氏との緊密な協業によって作り上げられています。

プロジェクト・マイバッハの全長は約6メートル(236.2インチ)、そして巨大なボンネット、クーペスタイルのルーフライン、2枚のドア、そして何より重要な「冒険心」を備えています。

フロントとリアのスキッドプレート、オフロードタイヤ、ボルトオンフェンダー、キャビン上部の外骨格(ロールバー)などの特徴は、このクルマの活動領域が「道なき道」であることを伝えているようですね。

なお、フロントには、メルセデス・ベンツというよりはちょっとロールス・ロイスっぽいグリルを持ち、そして中央にマイバッハのロゴが入る丸型LEDヘッドライトを採用(プロジェクト・ゲレンデのヘッドライトとちょっとした共通点がある)。

ボンネットの下には太陽電池が内蔵されて航続距離の延長に貢献する、と紹介されています(あくまでも補助)。

リアには中央にマイバッハのロゴをあしらった丸いテールライトがあり、フロント同様に車体を保護するバーに加えてスキッドプレートが装着されています。

VS Factory新作 V2アップグレードバージョン パネライコピー PAM00382 BRONZO 1000本限定 47mm「今までで最も本物に近いコピー」登場!
1-サイズ:47mm
2-ムーブメント : 自動巻き P9000 本物の製品を使用したローターのコーティングの95%以上は、本物に近い。
3-ベルト素材:レザー
4-ミラー素材を見る:サファイアクリスタル風防
腕時計のスーパーコピーが進化する速度には目をみはるものがある!パネライのコピーは精度を上げていて、判別が非常に難しくなってきている!

プロジェクト・マイバッハのインテリアはこうなっている
そしてこちらはプロジェクト・マイバッハのインテリア。

ボディ同様に砂漠からインスピレーションを得たカラーテーマを採用しており、全体的にミニマルでありながらラグジュアリーな空間に。

乗員は2名に限定され、これによって贅沢な空間を実現することとなっていますが、ダッシュボード中央にはデジタルメーター、そしてレトロなスタイルのメタルノブが採用されていますが、ちょっとおもしろいのはドアインサートに組み込まれたマイバッハブランドの”斧”。

そしてアウトドア用品を収納するコンパートメントがキャビンの各所に見られます。

シートのシェルは精密機器を輸送するトランクのようなリブが設けられていますね。

参考までに、ポルシェは2021年5月にファッションブランド「エメレオンドレ」とのコラボレーションにて911のレストモッドを発表していますが、こちらもやはり「オフロード」。

ただし今回のプロジェクト・マイバッハ同様に「エレガント」「旅行」を盛り込んだデザインや仕様を持っており、これはひとつの流行といっていいかもしれません。

ヴァージル・アブローはこんな人
ヴァージル・アブローは、アメリカの建築家、クリエイティブディレクター、ファッションデザイナー、起業家、慈善家であり、とくにファッション業界において輝かしい経歴を残しています。

自身のブランドであるOff-Whiteの創設者兼CEOであり、2018年からはルイ・ヴィトンのメンズウェアコレクションのクリエイティブ・ディレクターを務めて話題を呼ぶことになりますが、2019年に心臓血管肉腫と診断され、11月28日に41歳の若さで亡くなることに。

パネライ コピーメルセデス・ベンツは今回の訃報について「我々メルセデス・ベンツは、ヴァージル・アブロー氏の訃報を聞き、大変ショックを受けています。私たちの心からの思いは、ヴァージルの家族とチームにあります。私たちのコラボレーションの世界、そしてヴァージルのユニークなビジョンを一般に公開することで、彼の奔放な想像力によってコラボレーションの無限の可能性を生み出し、彼の作品を知るすべての人にインスピレーションを与えた、真にユニークなデザインの才能の仕事を敬意を持って称えたいと思います。とコメントしています。

ウクライナへ想いを込めて SAVE UKRAINE WATCHを1名様にプレゼント!

ウクライナへ想いを込めて SAVE UKRAINE WATCHを1名様にプレゼント!

こんにちは、天の声です。
毎日悲惨な戦況が伝わってくるウクライナ。
傷ついた戦士や、家庭を守る女性、無辜の子供たちに、安らぎの生活が一刻も早く戻ることを祈ってやみません。
そんな祈りを「時計」という形で物質化したのが、今回「ロック福田の腕時計魂!」で特集したこちらのSAVE UKRAINE WATCHです。

今回は社長のご好意で、世界の平和を祈るソウルメイトの方1名に、抽選でこの時計をプレゼントします。
ウクライナの平和を、ともに願うソウルメイトからのご応募をお待ちしております。
戦火の終わりが、1秒も早く訪れますように。
※ご応募には、FORZA STYLEへの会員登録が必要です(無料)。


スタイリッシュでシンプルに仕上げた36.5mm径のケースは、男性・女性問わず着用できるユニセックスサイズ。ダイヤルにはウクライナ国旗をモチーフにしたペイントのみ。社名やブランド名は敢えて入れず、裏蓋に「SAVE UKRAINE」のメッセージを刻印しました。
ストラップは2色を用意し、ワンタッチ式のバネ棒を採用しています。工具不要でかんたんに付け替えできます。
型番:RAW0001
材質:ステンレススチール(SUS316L)
ストラップ:合皮
ストラップカラー:ブルー/イエロー
風防:ミネラルガラス
サイズ:ケース径36.5mm ベルト幅18mm-16mm
手首周り:15.5cm-21cm
ムーブメント:クォーツ(MIYOTA Cal.2035)
防水:日常生活防水(3気圧)
製造:日本製
付属品:交換用ストラップ

危険を手なずける死のシンボル。Bell & Rossのスカルファミリーに新作登場。

危険を手なずける死のシンボル。Bell & Rossのスカルファミリーに新作登場。

受け継がれたDNA。Bell & Rossのアイコニックなシリーズ、スカルファミリーに新作が登場。

MEMENTO RIDERE

Bell & Rossは規範を打ち破り、常套手段を逸脱することを好み、創業当初から今日まで、そのDNAを受け継ぐコンセプト ウォッチを発表してきました。

その流れの中、2009年に発表されたBR 01「スカル(骸骨)」は、トレンドとなった Skullウォッチの初期に発表されたモデルです。その成功を受けて、Bell & Rossは 2011年、BR 01 Tourbillon Skullを含む2つの新しい限定モデルを発表しました。

さらにリニューアルされた3番目のシリーズが登場したのは 2015年。このコレクションでは、経年変化により古色を帯び、ひとつひとつが独自の趣きへと変化するブロンズ製ケースを採用しました。2016年には、タトゥー職人が使う染料を思わせるブラックラッカーを用いて、エングレービングを施した非常に手の込んだ BR 01 Burning Skull というコンセプトを打ち出しました。

Bell & Ross は今回、オートマタ ムーブメントを搭載した新しいSkullウォッチでさらなる高みを目指し、このタイムピースでは骸骨の顎が薄笑いを浮かべるかのように動き、奇妙であると同時に驚異的なデザインとなっています。現在では誕生からほぼ10 年を経た Bell & Ross のSkullファミリーはアイコニックなモデルとなっています。

危険を手なずける死のシンボル

骸骨のシンボルは何世紀も前から特に海賊の間で使われていました。彼らはそれを自分たちに勇気を与え、敵を恐れさせるお守りと考えていました。 このシンボルはまた軍隊でも用いられていて、折々、彼らの脆弱さを思い起こさせています。 そのミッション履行時にしばしば死に直面する軍人は、彼らの制服や飛行機に骸骨のシンボルを掲げています。 BR 01 Laughing Skull は彼らにオマージュを捧げます。

時計製造の歴史を現出させるオートマタ

新しいBR 01 Laughing Skull によって、Bell & Rossは初めてオートマタに強い関心を抱きました。動きを管理するこの自律的なメカニズムは機械式時計と同じく14世紀にヨーロッパで誕生。それらは多く、教会の鐘を打って時を知らせる時打ち人形として機能しました。 ゆえにLaughing Skull のそもそものコンセプトはエレガントな動力システムから直接、受け継がれたものと言えます。

マニュファクチュール製ムーブメント

Bell & Rossの新しい時計は力強い個性を内包しています。骸骨 の顎は巻き上げ時に動きます。ここに至るにあたって、ブランドは骸骨型の輪郭をとった100%マニュファクチュール製のキャリバー BR-CAL.206を開発しました。このメカニズムは完璧にSkullケースにフィットしています。4つの骨の延長上で4つのブリッジがケースに地板を固定しています。2つずつが一組となって時計の中央に浮かび上がります。

装飾された力強いケース、高度な仕上げの文字盤

この力強い個性のタイムピースはビーズブラスト仕上げのス ティール製です。Laughing Skull の 46 mm ケースには「クル・ド・パリ」仕上げが施されています。この種のギョーシェ仕上げは特殊な工法を要します。Skull の文字盤とギョーシェ仕上げケースの組み合わせが全体の個性を強調しています。 文字盤の骸骨は巧みに引き伸ばされ、この時計の主たるパーツになっています。骸骨はレリーフの効果が出るように金属を型押し加工して作られています。この工法は通常、硬貨やメダルを製造するときに用いられます。また、スケルトン加工によって、骸骨が時計の中央に無重力状態で浮かんでいるような印象。サーベル型の針はこれまでのSkullコレクションの針を思い起こさせます。 スケルトン加工された上に暗がりでも視認できるスーパールミノバがコーティングされています。

BR 01 LAUGHING SKULL

BR 01 Laughing Skull はオリジナリティのあるタイムピースを好む愛好家向けのモデルです。その名に負けないシンボリックな外観がこのモデルを力強く、人目を引く時計に仕上げています。また、そのオートマタ ムーブメントによって、この時計は特殊モデルのカテゴリーに分類されます。500本限定製造のモデルが特に魅了するのは高級時計のコレクターです。このモデルによって、B&RはSkull のコンセプトをさらに押し広げます。

BR 01 ラッフィング スカル
BR01-SKULL-SK-ST
世界限定500本
1,350,000円(税抜)

技術仕様
ムーブメント: キャリバー BR-CAL.206。手巻き。
機能: 時、分。手巻き時のスカルのアニメーション。
ケース: 直径 46mm。クル・ド・パリ ビーズブラスト仕上げステンレススティール。
文字盤: メタル アプライド スカル。スーパールミノバ® をコーティングしたスケルトン メタルの時針および分針。
カバーガラス: 反射防止サファイアクリスタル。
防水性: 100 m。
ブレスレット: マロン アリゲーター
バックル: ピン。ビーズブラスト仕上げステンレススティール。

BR 01 ラッフィング スカル ライトダイヤモンド
BR01-SKULL-SK-ST-LGD
世界限定99本
2,150,000円(税抜予価)

BR 01 ラッフィング スカル フルダイヤモンド
BR01-SKULL-SK-ST-FLD
世界限定99本
3,600,000円(税抜予価)

技術仕様
ムーブメント: キャリバー BR-CAL.206。手巻き。
機能: 時、分。手巻き時のスカルのアニメーション。
ケース: 直径 46mm。クル・ド・パリ ビーズブラスト仕上げステンレススティール。
ライトダイヤモンド: ベゼルに104個のダイヤモンド(計1.032 ct)
をセッティング。
フルダイヤモンド: ケースとベゼルに394個のダイヤモンド(計2.891 ct)をセッティング。
文字盤: メタル アプライド スカル。スーパールミノバ® をコーティングしたスケルトン メタルの時針および分針。
カバーガラス: 反射防止サファイアクリスタル。
防水性: 100 m。
ブレスレット: マロン アリゲーターおよびブラック ラバー。
バックル: ピン。ビーズブラスト仕上げステンレススティール。

Bell & Ross 日本輸入総代理店
オールブルー株式会社
TEL:03-5977-7759
https://www.bellross.com